こんばんは、たねまるです。
本日は木曜市、朝は寒く、昼間は暑いくらいでした。
(木曜市で見上げたらいつもある楠)
今日はちょっと仕込み量が少なく、後半は、なにもなし状態になってしまいました。
何人かのお客さんにはお断りするような状態で、すいませんでした。
しかし、こうゆう時こそ、お客さんと話せるチャンスでもありまして、
わたしはひそかにちょっと嬉しいのです(笑)
あれは売り切れましたか?と聞かれてはじめて、そんなに気に入ってくれてたんだな、とか、
いつもなにを買ってくれてるか全部を把握したりはできないので、
こうゆう時の会話はとても印象に残ります。
求人も募集していこうと考えてます。
なにか、思い当たることがありましたらご連絡ください。
さて今日は、パンと料理と私、みたいなことを書きたいと思います。
私は、以前イタリアンの料理人でした。
まぁ、全部で5年くらい?経験にしたらたいした長さではないと思います。
でも、自分としては精一杯やってました。
とてもとても素晴らしい人たちの近くで働けたと思ってます。
あまり合わない世界ではないか?と気づいたのはだいぶ働いたあとで、
それまでは必死でくらいついていた感じだったかな、と今振り返ると思います。
そしてその後、「もう料理はやりたくない」と思い、最近まで長いことぶらぶらしていましたが、
ひょんなことから、というかこのままではだめだ、という思いから、
「レストランをやったる!」となり、夫婦ではじめたレストラン的なものは2か月で辞めました(笑)
そして、レストランで人気があったパンを商売にすることになったわけです。
や、こんなこと書くつもりじゃなかったのですけど、、、
私のなかで、パンを作ることと、料理を作ることとは、使う脳がちがう感じです。
仕込みの前半は、パンをがんがんやって、途中からお菓子類、ケーキやスコーンを焼き、
最後にサンドイッチ。
なんか、切り替わるな、と感じます。
自分の中のお菓子担当が出てきたり、料理人が出てきたりする感じです。
お菓子は、単純に子供のころから変わらない、楽しい気持ち。
混せて型に流して焼くとふくらんで、、、
料理は、もっとクリエイティブというか自由で、色のバランスとか、味の重なり合い、
足したり引いたり自由自在。それが難しくもおもしろくもあります。
単に、パンを仕込んでるときは、においの強いものは触れないので、
それもあって最後にサンドイッチの具などを一気に作るのですが、
なんか、さっき書いた不思議な感覚があるな、と最近感じます。
今はパンを作ることが自分に合ってると感じていて熱心にやっていますが、
ちょっとは料理もやりたい。ちょっとでいいんです、今は。
そのちょっとの部分を、サンドイッチ作りがちょうどよく満たしてくれてます。
本当は、もうすこしサンドイッチの種類は増やしてみたいですね。
今はオーブンの関係もあり、焼けるパンの種類も限られますが、あんなのこんなの、と
想像することはあります。
いつも感覚で書いているので、なにが出てくるかわからないのですが、
作ってる時に感じた、「これ、書いてみたい」というのを書いてみました。
まだまだ波がはげしく、出来上がりの差がけっこうあるように感じますが、
また料理が楽しく感じてきたこと、今に生かせていること、嬉しいなと思います。
自分のコンディションをととのえて、日々やるのみ、ですね。
毎日楽しいです。おかげさまで。
では、また日曜市までにいろいろと
準備していきたいと思います~
(これは、柚子のピール作りの様子です)